先日韓国でおこなわれた東アジア杯は、見事日本の優勝で幕を閉じました！
急増チームで苦戦必死かと思いましたが、いやぁ素晴らしいですね♪

今回は海外組未招集のＪ選抜で出場したわけですが、既にベストメンバーの中に割って入れる選手・今後の伸びしろを計算して割って入れそうな選手が、数人はいたかと思います。

まずは鳥栖の豊田です。
オーストラリア戦にスタメンで出場したわけですが、ザックの求める1トップ像に近い動きをしていたかと思います。
とりわけ2列目に香川・本田・岡崎と点を獲れる選手が揃っているので、1トップはポストプレーをこなせる事が絶対です。
そのポストプレーを、そつなくこなしていました。
オーストラリアの動きが多少悪かった事もありますが、ボランチ・ＣＢからの縦パスがバンバン入っている印象でしたね。
またゴールこそありませんでしたが、高さを活かしての惜しいヘディングシュートが何本かありました。
鳥栖で結果を出しているのも納得でしたね。

そして次にセレッソの柿谷です。
柿谷は数少ないチャンスを決めきる、決定力が圧巻でした。
一瞬の判断の早さがいいですね。
Ｗ杯で強豪国と対戦する場合、どうしてもデイフェンスに比重をおいてのカウンターになるかと思いますが、柿谷はかなり有効ではないでしょうか？

現時点で割っては入れそうなのは、正直この二人だと思います。
Ｗ杯まで1年、伸びしろを考えると、斉藤・大迫・工藤・蛍は可能性を感じましたね。
現ポジションの層の薄さを考えると、大輔と扇原にもチャンスがあるかもしれません。
ＤＦ陣に関しては、個の問題よりも、急増チームによるコンビネーションに問題がありすぎて、ベストメンバーとの比較が正直難しいです。

今回ザックはコンビネーションよりも個の力を見たいとの事でしたが、コンビネーションがあっての個の力だと感じました(否定的な意味ではありません)
当たり前の事ですが、W杯までの期間、個の力を伸ばしつつ、連携面も強化する。
一番の近道は強豪国との対外試合を沢山組むことでしょうか。
リーグ戦との兼ね合いで日程調整が大変かもしれませんが、協会には出来うる限りの事はして欲しいですね。